今回のキングダム449話から459話までを収録!!!
目玉となるのは飛信隊の活躍の中でも、副将羗瘣の敵将を討ちに行く戦いと、
それほど目立つ存在ではなかった副将、渕(えん)さんの活躍でしょう。
まず、前回までのおさらいをすると、黒羊の地で戦いが桓騎率いる秦軍と慶舎率いる趙軍の戦いが始まり、
飛信隊は右翼を担い、大切な役目を授かります。
趙軍の先手を取るべく、5つの丘の奪取戦が始まり、中央の丘より深く攻め入る。
それが飛信隊の役目でした。
しかし、、、
敵将の策に翻弄される飛信隊は大きく出遅れてしまいます。
その頃、左翼では桓騎軍の猛者、雷土とゼノウが突撃をかけ一矢報いようというところでした。
桓騎軍は元野盗の集まりで、危ない将軍と兵たちの集まり。。。
そんな桓騎軍と慶舎軍の戦いの行方は???
雷土とゼノウの突撃は功を奏するのか?
って感じでしたね。
雷土とゼノウの突撃で敵将の首は取れるのか?
さて、じっくりと読んでいきましょう!!!
うぉ、そうなっちゃう。。。
いや、待て、、、うわぁ〜、、、
って、そんな感じの展開に。。。(どんな展開だ!!!)
慶舎率いる趙軍の罠にかかってしまう桓騎軍であった。
そして、前衛部隊は孤立。
このまま前衛部隊壊滅かと思いきや、野盗独自の業でこの窮地を脱し、
さらに丘に陣取った趙軍を蹴散らし作った柵を燃やしてしまうという荒業をやってのける。
その窮地の脱し方が、なんと全員わき目もふらず、将軍を守るという概念もなく、
それぞれがばらばらにただひたすら逃げる!というもの!!!
なんと。。。
智将VS智将の戦いに、先の読めない展開であるなぁ。
慶舎が仕掛け、桓騎が仕掛け、どちらの策が上回るのか?
そして、策を超える突破力を見せるのはどちらの軍なのか?
今回の合戦、敵将が思いのほか強力でしんどい戦いになりそうだ。
しかも、今までの敵将とはなにか違う匂いを感じる。
なんというか、国を守るために戦っている、ただ強いだけではなく、
守る想いの強さを持った敵だ。
これまでのキングダムの戦いとは一味違う将軍、
「黒羊の先へは行かせぬ!」という副将劉冬である。
この劉冬を討つべく、羗瘣は単身、敵陣に忍び込むのだ。
しかし、、、
劉冬にも傷はついたが、羗瘣も傷ついてしまう。
敵陣の真っただ中、羗瘣はどうなってしまうのか???
その次の朝、いよいよ本格的な丘取り合戦が始まるという本軍の知らせと共に、
桓騎軍のマロン将軍が飛信隊のもとへとやってくる。
そして、「丘の横までは軍を進める」これが最低条件だと言われるのだ。
もし、この命を破った場合には、死の軍団「砂鬼」の軍が飛信隊を襲うだろう、と。。。
そんな怖いことを言われたら、やるっきゃないっしょ飛信隊!!!
で、合戦が始まるのだが、なんだかトントン拍子で進軍は出来る。
しかし、あるところで立ち往生になってしまうのである。
そこは、川だった。
船もない、橋もない渡河の合戦は無手の状況、つまり、勝ち目がないということだ。
しかし、この川を渡り敵陣を抜けなければ、目的地にはたどり着けない。
さぁ、どうする。
ここから、軍師河了貂の戦いが始まるのだ。
「たとえ昌平君が無手と言った状況にあっても そこに道を切り開くのが飛信隊の軍師だ!!!」
そして、作戦を思いつくが、この作戦の成否を握るのが渕副将なのである。
信が100人将になったときから副将を務める渕副将の責任感が作戦のカギだという。
その期待に応える渕副将。
渕副将、かっけぇじゃないですか!!!
さすが、信とずっと一緒に戦ってきただけのことはある!!!
この昌平君が無手の状況と言い、敵軍の軍師劉冬も無手の状況と言った、
この渡河の戦いを制した河了貂の軍略と、副将渕さんの責任感が勝利をもたらしたのであった!!!
その頃、中央の丘では、離眼の将、紀彗(きすい)が現れていた。
桓騎軍の将軍マロンや黒桜(こくおう)は、紀彗の存在を知り、
慶舎以外にもやっかいな敵将がいることを知るのであった。
そして、最後。
羗瘣は生きていた!が、重傷で黒羊の地に点在する村で傷を癒していたのであった。。。!!!
っというとってもザックリな42巻のレビューでしたが、いかがでしたか?
最新号情報やキングダムで学ぶリーダーシップ情報もあるよ!!!
そして、キングダムが実写映画化!!!
ますます楽しみなキングダムを見逃すな!!!