ドラマの後半8話である。
偏差値36のバカ学校に特進クラスを作り、東大合格を目指すこのドラマで、特進クラスの6人が夏に東大模試を受けるのです。
結果は散々たるもの。
合格率5%以下のE判定が出てしまうのです。。。
だがしかし、、、
こっからが勝負だという桜木先生!!!
成長曲線というのはこんな感じです。

人は青の線のように1段1段階段を上っていくようには成長しません。
ある時まではまるで成長しない。
やってもやっても成果が出ない。
そういう時期があるのです。
青い線のように成長できれば、日々、成長していると実感できるから前に進む意欲も勇気も出てくる。
でも、、、
残念ながら、ほとんどの場合、最初の内はやってもやっても成果が出ない。
逆に悪くなっているかのように感じることすらある。
だから、やめたくなる、投げ出したくなる、楽になりたくなってしまう。
でも、そこは我慢のしどころなのです。
人の成長というのは、ある一点を超えると爆発的に伸びていくからです。
その1点を特異点、いや、超越点と呼びましょう。
まさにトランセンデンスです。→トランセンデンスとは?
トランセンデンスすると?
今までとは次元の違う領域に突入し、今までの自分ではない、何者かになったかのように伸びる伸びる!!!
適切な努力を積み重ねれば、人はトランセンデンスを起こすことが出来るのです!
トランセンデンスを起こすためになにが必要なのか?
それは基礎体力と毎日の継続、とにかく量をこなすことです。
質量転化の法則というものがあって、圧倒的な量は、それに伴って質を上げてくれます。
だから、とにかく最初は量をこなすこと。
出来れば、圧倒的に楽しんでできるように工夫をすることが望ましいのです。
机に座って勉強が苦痛ならば、歩きながらでもいい、走りながらでもいい、電車に乗りながらでも、ご飯を食べながらでも、なんでもいいから勉強をすることです。
突拍子もない勉強法で成績を上げる塾や予備校が増えてきているように思いますが、それはまずは勉強の基礎体力をつけさせるため、勉強って楽しい!わからない問題があるのが悔しい!答えが気になる!そういった気持ちを育てるためです。
その気持ち、言ってみれば勉強の土台が作り上げられれば、目標に向かって一直線に向かっていくことが出来ます。
私たちにも関係のある話!
さて、、、
これは、なにも受験に限ったことではありません。
私たち大人もまったく同じことが言えます。
仕事にこの考え方を応用したらどうでしょう?
とにかくまずは楽しんで仕事をする工夫をしてみる。
他人と競い合うことで楽しさを感じるかもしれませんし、自分なりのこだわりを持つことで楽しさを感じるかもしれません、他人をフォローすることに喜びを感じるかもしれませんし、とにかく結果を出すことにフォーカスすることがあなたの楽しさになるかもしれません。
楽しさを作り出すことが出来たら、まずは量をこなすことを考えてみる。
普通の人の倍働くというのはなかなかできることじゃありません。
だから、昨日の自分と比べてみましょう。
昨日の自分より1%上乗せすることを考えてみるんです。
そして、あなただけの得意領域を作ることをおススメします。
一つの得意領域を作り上げることで、仕事の楽しみを増やすことが出来るからです。
今、絶対にたどり着けないだろうと思うような目標があったとしても、そこにたどり着く手段はある。
目標の期限
きれいごとに思いますか?
今、絶対に達成不可能だと思うような目標を達成することなんて出来ないと思いますか?
もちろん、出来ないこともあるでしょう。
30歳から、俺は野球選手になる!って言われても、それはたぶん無理でしょう。
世の中には叶わない夢もある、それは受け入れなければいけません。
ですが、受験と違うことは、目標の達成期限という制約がない。
受験は1年に1回ですが、個人の目標にはその制約は必要ありません。
だから、諦める必要のない目標や夢も存在しているのです。
あなたが諦めてしまった夢や目標があるとして、それは絶対に今からやっても達成できないことでしょうか?
一度、あなた自身の心に問い直してみてほしいのです。
「間に合わないことはあっても、達成できないことはなにもない」
この言葉にその意味は集約されています。
だから、諦める必要もない。
あなた自身のペースで進むことが出来るのです。
ドラゴン桜の中では、自分のペースではなく、最初からフルスロットルで最高スピードで進むことを推奨していましたが、私たちの生活の中で、いきなりペースを変えるのは難しいし、3日坊主になりやすい。
ですから、1%上乗せすることを考えてみるのがいいんです。
1%の進歩、それはカメの歩みに感じるかもしれません。
しかも、最初、その努力、進歩は限りなく0に近い進歩です。
さらに、その進歩はなかなか目に見える形で現れてはくれない。
だからこそ、成長曲線を思い出してください。

バッコーンと伸びるまで、始めてから3か月は見ることをおススメします。
3か月、90日間やれば、見違えるほどのに成長している自分を感じることでしょう。
だから3か月騙されたと思ってなにかあなたのワクワクする目標に向かって進んでみてください。
今から始めたら10月、夏も終わって秋を感じる頃、あなたは別人になっているかもしれませんよ?
器用か不器用か?
あなたは与えられた課題をすぐにうまく出来る方ですか?
器用に立ち回り、どんなことでも割とすんなりと出来ちゃう方ですかね?
私は、というと、、、
まぁ、不器用すぎて、困っちゃう感じですね〜。
ほんと、笑えないくらいに出来ないんでどうしょうもない自分が嫌になりますね。
だから新しいことを始めるのがすっごく怖いんですよ。
出来ないから、人に馬鹿にされることも多かったし、ミスばっかりで怒られることも多かった。
あんまり出来ないからかわいそうになるんでしょうかね、私はあまり期待されずに育ちました。
自由奔放、好きなことやってていいよ、みたいな感じですかね。
良い意味で、出来ない自分も受け入れてもらっていたと言えばそうなのですが、私の内心としては悔しくて悔しくてたまらない気持ちがありましたね。
だけど、悔しい!って感じてるのに、その悔しさっていうのはあんまり周りに理解されなくて、出来なくてふてくされてるとか、そういう風に取られることが多かったから、仕事では本当に最初、苦労するというか、応援してもらえることも少なくて、器用にいろんなことを吸収して成長していける周りの同僚とかが羨ましくて仕方なかったですね。
でも、だからこそ、いろいろ考えるし、勉強するようになりました。
いろいろ考え過ぎてわけわかんなくなってパニックみたいになることもありましたけど、悩んだ分だけあとで成長し始めたときにはガツンと伸びるというか、、、
でも、そうなるまでがあまりにも長くて、ホント自分でも嫌になりますよ。。。
成長曲線の話とかしたじゃないですか?
3か月やれば成果が出始める、って書きましたけど、あれは半分本当で半分はウソです。
3か月どころか半年やったって、1年やったって、出来ないもんは出来ないし、成長を感じることがないことだってある。
いや、成長は感じたとしても、求められる基準に達することが出来るかっていうのはまた別の話で、悲しくなるほど成長が遅い自分に嫌気がさしたり、求められることとは全く違う方向に進んでたりするから、余計にゴールが遠のくこともある。
不器用で、気分やで、その場その場の感情に流されて一貫性がなくて、、、
でも、それもすべては自分なりの伸び悩んでいる時のストレス解消法だったりして、そんな自分を受け入れてないとやってらんない、って感じで今は折り合いをつけてます。
このトピックの最初にも書いた通り、だから、本当に新しいことを始めるっていうのは恐怖だし、チャレンジなんです、私にとっては。
あなたはどうでしょうか?
ここで私の話をわざわざしたのは、自慢でも自己卑下でもなんでもなくて、ただ単純になにも諦める必要はない、ってことをお伝えしたい。
人にはペースとかタイミングっていうのがあって、誰かと比べて速いとか遅いとか全然関係ないんですよ。
いろんなことを短期間で習得して次々と新しいことにチャレンジする人もいれば、出来なくても私みたいに根気よく(往生際悪く)ある程度一つのことに集中して一つずつ課題をクリアしていく人もいる。
だから、あなたがどうであれ、あなた自身のペースで進んでいけばそれでいい、と思うんです。
そのペースを自分の意志で速めるっていうのは、なかなか難しいんじゃないかな。
悩んだ分だけ要領良くなっていくだろうし、こう言うと、要領がいいのが良いみたいな言い方だけど、要領がいいだけだと深みとか面白味がないとか、それぞれ長所と短所があるんじゃないかな、と。
だから、やっぱりあなたはあなたのままでいい。
器用でも不器用でも、どっちでもいい。
っと、そういうお話でした!