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カテゴリー:キングダム

2017年05月30日

キングダム最新話518話ネタバレ、どうなる趙攻略戦?

キングダム最新話518話の主役はこの人、楊端和。

ちなみに楊端和、とっても情報の少ない武将なのです。

紀元前238年(始皇9年)、魏の衍氏を攻めた。
紀元前236年(始皇11年)、王翦・桓齮とともに趙の鄴を攻めた。
紀元前229年(始皇18年)、河内の兵を率いて趙の首都である邯鄲を囲む。翌年、王翦と羌瘣が趙を平定した。

このくらいの情報しかありません。。。

邯鄲を囲むも、それを落とした、という記述はありません。

王翦と羗瘣が趙を平定した、と記述がありますが、楊端和に関する記録がここで途切れてしまっていることから、キングダムの未来予想をしている方の中には、楊端和が趙攻略戦の中でまさかの戦死???

っとしている方もいます。

いやぁ、それは嫌だぁ!!!っと思う私ですが、実際はどうなるのでしょう?

思い返してみれば、キングダム序盤、最初に信や政の仲間になってくれたのが楊端和でした。

楊端和がいなければ、政が王座に戻ることはなかったでしょう。

そして、合従軍との戦い、最後の最後で秦を救ったのは楊端和率いる山の民の軍でした。

これまでの展開ですでに2回も秦を救っている楊端和。

中華統一まで活躍してほしいと願ってます(`・ω・´)ゞ


518話ネタバレ


お待たせしました!

518話、描かれていたのは王翦が向かった閼与(あつよ)の軍の方ではなく、遼陽の軍と対峙する楊端和でした。

楊端和に対する公孫龍は鄴の現状と李牧からの伝令を聞き、舜水樹の到着を待つことを決めたようでした。

一方の楊端和軍。

こちらにも総大将王翦からの伝令が届き、壁が1万の軍勢と10日分の兵糧を持ってくることが伝えられます。

伝令に下がっているように伝える楊端和。

すると、、、

楊端和は全軍に号令。

いきなり始めるようです。

フィゴ族の王とバジオウの会話から、山界を収めた楊端和という人物の恐るべき力量が伺えます。

そして動き出す楊端和軍。


趙軍が予期しなかった2つの出来事


1つ目は趙軍を鄴へ行かさんと守ってくると思われた楊端和が逆に攻めてきた事。

慌てて軍を整える趙軍。

公孫龍は慌てず、楊端和の軍の力を観察するようですが、、、

圧倒する楊端和軍。

次々に討たれる趙軍の兵。


楊端和のところに戻って伝令は慌てたように言う。

「何事ですか?」

楊端和は落ち着いていう、「ダナイだ」

ダナイとは、つまり助攻。

趙軍を圧倒した軍は助攻に過ぎなかった。

楊端和
「【ダナイ】とは平地の言葉で言う所の・・・ただの【助攻】だ」

伝令「あ、あれが・・・ただの助攻!?」

楊端和「壁を軽く震わせてマナイを送る。つまり【主攻】だ」


趙軍が予期しなかったこと2つ目は、楊端和軍の恐るべき突破力、破壊力。

予測しなかった数十倍の力を持っていることに驚いた公孫龍。

このまま勝っちゃうのでは?楊端和!と思ってしまいますが、楊端和軍の活躍はここまで。


場面は変わって、信の方へ。

「・・・空気が変わって来やがった」っと。

秦と趙、いよいよ力と力で雌雄を決する刻、来たる!!

そして両軍総大将の、王翦と李牧の対峙の刻が迫る!!

次号、総大将同士、衝突する・・・!?


っというわけで、続きはまた来週。。。なのでした。

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番外編、舜水樹とは?


李牧が遼陽の軍を任せるほどの人物「舜水樹」とは?

っと思い、舜水樹に関して少し調べてみたのですが、歴史書には登場しないキングダムオリジナルキャラクターみたいですね。

金安から鄴への進路変更をいち早く見抜いた人物でもありますし、その眼力には特別なものがありそうです。

さらに、舜水樹に関して面白い予想をしている方がおりまして、、、

少し引用させていただくと、、、

舜水樹はかつて趙の領内にいた異民族、白狄(はくてき)人の子孫か血を引く人物だと思います。
彼等は、かつて中山国を建国して、胡服して騎射する人々で趙を散々に悩ませる存在でした。


。。。。。。。。。。。

公孫龍によると「北の遺児」ということなので、この予想は当たりなのでは?と私も感じました。

遼陽には封印された軍もいるようで、舜水樹VS楊端和は異民族通しの戦い、というのが筋になりそうな気がします。

王翦VS李牧、舜水樹VS楊端和、紀彗VS信、などなど、見どころになりそうな戦いが盛りだくさんの趙攻略戦!

今までの流れを復習したい方や王翦の歴史を知りたい方はこちらがおススメ。

キングダム合従軍〜秦統一今後の展開

趙攻略戦を大胆予想した記事はこちら♪

史実から見る趙攻略戦、大胆予想!

ますます楽しみなキングダム!次号を待て!!!

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2017年05月29日

キングダム合従軍〜秦の統一さらに今後の展開と史実

大人気マンガ「キングダム」

キングダム.jpg
(なんか中国っぽさを感じますよね!)

最新号情報と最新刊情報はそれぞれこちらから!

最新号471話

最新刊42巻

合従軍〜秦統一までの流れ


李牧の呼びかけで集まった合従軍。

キングダム史上最大の戦いで、見せ場がありまくりの総力戦でした。

合従軍を打ち破った秦。

ここから、いよいよ長年にわたって繰り広げられてきた、
呂不韋と政の最終決戦が始まるのであった。。。


政の弟「成きょう」が反乱を起こし(マンガでは、成きょうは、はめられた)
史実では、本当に成きょうが反乱を起こしたことになっている。

その後、ろうあいの反乱、同時期に加冠の儀があり、
呂不韋との決着がつくのである。

長きにわたる呂不韋との戦いは、政の勝利で終わるのであった。

さて、ここから中華統一に入っていくのですが、中華の地図で確認してみましょう。

キングダム2.jpg

ここまでくるのに40巻かかっている。

史実では秦が他の国を滅ぼすまでにあと15年。

キングダムの始まりから40巻までが約7年分ですから、
このぶんだと、始皇帝誕生まではあと20年近くかかりそうな予感。

その頃にはフィフティーンになっちゃうよ、私(笑)

おそらく、120巻くらいで完結なのかな。

っとか思っていたら、趙との戦い、慶舎VS桓騎でコミック3冊から4冊、場合によっては5冊ぶんくらいいきそう。

まぁ、面白いからいいんだけど。

黒羊の戦いまとめ


現在第482話まで進んで、、、


慶舎VS桓騎はまさかの慶舎討ち死に。。。

481話では慶舎の死後、趙軍総大将となった離眼の将「紀彗」と桓騎の戦いが描かれている。

苛烈な贈り物

482話では、趙軍のために黒羊の丘を死守するか?それとも離眼を守るか?の究極の選択を迫られる紀彗が描かれている。

紀彗と信が組んで桓騎を打ち倒す、っていうシナリオも悪くない気はするんですよね。

完全に悪役っすよ、桓騎さん。。。


この後のキングダムを予想するためにも史実での桓騎の略歴を調べてみたのです!!!

桓騎.jpg

紀元前237年(始皇帝10年)、将軍になる。
紀元前236年(始皇帝11年)、王翦・楊端和らと趙の鄴を攻めて、先ずその周辺の9城を取る。桓齮はそこに留まり、王翦が一人で閼与、鄴などを落とす。
紀元前234年(始皇帝13年)、趙の平陽を攻めて、敵将・扈輒(こちょう)を殺し、首を斬ること10万であった。
紀元前233年(始皇帝14年)、再び趙を攻めて、平陽と武城を平定した。宜安を攻めたが趙の大将軍・李牧に敗れた。
その後の経歴は不明であるが、歴史家・楊寛の説によれば、敗戦の処罰を恐れ燕に亡命し、樊於期と名を改めたとされる。この説に従うならば没年は紀元前227年となる。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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今キングダムで描かれている黒羊の戦い、この後おそらくは李牧との対決になるのでしょう。

李牧に敗退したあと桓騎は、いろんな説があって、燕に亡命したあと、始皇帝暗殺を企てたメンバーの一員とかいう説もある。

紀彗と信が組んで桓騎を倒すってのはなさそうっすね。。。

桓騎の根っこには「怒り」がある、ということが明らかになったキングダム。

桓騎の怒りとはなんなのか?それも明らかになることでしょう、そして、桓騎の弱点を発見したと言っていた李牧。

負けるとわかっていると、負けてほしくないと思ってしまう。


秦統一に一番貢献した人?


もう一人、王翦さんについても皆様には知っておいてほしいのです。

史実だと信よりも大活躍するのは王翦さん。

王翦.jpg

紀元前236年(始皇11年)、桓齮・楊端和らと趙の鄴(現・河南省)を攻めて先ず9城を取る。王翦は一人で閼与などを攻める。それから、皆兵をあわせて一軍とした。将軍になると18日間で軍中の斗食以下の功労のない者を帰らせ、軍をおよそ5分の1に減らし精鋭揃いに編成した。そして、それまで落とせなかった鄴などを落とす。
紀元前229年(始皇18年)、秦は大いに兵を輿して、王翦は上郡地方の軍の将として趙の井陘(現・河北省)を降した。
紀元前228年(始皇19年)、羌瘣と趙を平定してことごとく領土を取り、幽繆王を捕らえた。しかし、趙の公子嘉が自立して代王になる。さらに兵を率いて燕を攻めようとして中山(現・山西省北部)に駐屯した。
紀元前227年(始皇20年)、辛勝と燕を攻めて燕・代連合軍を易水の西に破った。
紀元前226年(始皇21年)、大いに援軍を授かり、燕の太子丹の軍を破って燕都の薊を平定した。李信が遼東に逃げ出した太子丹の首を得る。しかし、燕王喜は、遼東に逃げてそこの王になる。この年、老病の故をもって将軍を辞して帰る。
紀元前224年(始皇23年)、秦王より要請を受け、再び軍の将として、楚を攻めた。河南の陳から南の平輿までの地を占領して、楚王負芻を捕らえる。
紀元前223年(始皇24年)、蒙武と楚を攻める。楚王となった昌平君は戦死し、項燕は自殺した。
紀元前222年(始皇25年)、秦は大いに兵を輿して、王翦と蒙武はついに楚の江南を平定する。また、東越の王を降して、ここに会稽郡を置いた。翌年、秦は斉を滅亡させ、天下を統一する。

。。。。。。。。。

謎の暗殺組織の人間として描かれてきた羗瘣も史実だと将軍なんですね〜。

意外でした。

キングダムで最大のライバルとして描かれてきた李牧さんも、史実を調べると趙の王に冷遇されて死んでたり、桓騎も裏切り者になって死んだとか、なんだとか。

魅力的なキャラクターは最後が大事!

なので、死に方を上手に演出してほしいのであります!

秦による中華統一最後の敵は?


史実では、最後の敵は昌平君になっているような感じ。

もともと楚の生まれだった昌平君。

楚が滅亡する姿は見たくなかったのか?

昌平君が楚の大王になり、秦と戦う。

呂不韋に勝てたのは、昌平君のおかげといっても過言ではないので、この史実をどう使うのか、キングダムの作者、原先生の腕に期待。

趙から逃れた李牧が楚に合流して、昌平君、李牧、キングダムオリジナルキャラクターのカリンが楚に終結、とかになったら最後の戦い盛り上がるんじゃないかなぁ。

それに、史実だと秦の中華統一に貢献するのは、王翦や蒙武で、信とか蒙恬は残念ながらサブキャラ的。

信と蒙恬が20万の兵で楚を打ち倒す!と言いながら惨敗し、その後、王翦が60万の兵を率いて楚を打ち倒しに行く。

そして、見事に楚を打ち倒し、秦が中華を一つにするのですが、この流れもどう演出するんだろうか?と今から気になっている(笑)

それにしても、この時代のことは調べてもあまりわからない。

キングダムというマンガは、もう面白ければなんでもOKだよ!と私は言いたくなったりしている。。。


今後もキングダム情報は集めて行こうと思ってます。

最近仕入れた情報によると、秦の中華統一に役立ったのは実は軍事の力の前に、内政の充実があったんだとか!


嬴政の誕生100年まえの話。。。


商鞅(しょうおう)という人物。

彼の行った国家体制の変革の中で最も大切なのが郡県制です。

これは、国内において各地の支配者であった権力者の力を奪い、それらの地域に「県」を置きました。

また、他国を侵略して新たに手に入れた地域には「郡」を置きます。

それらの「県」や「郡」には、中央から官僚を派遣し、知事として地方の行政を行わせました。

彼ら官僚は中央から派遣されているので、勝手な政治を行うことはできません。

あくまで国王の命令に従うのみです。

これにより、国王の権力が秦国末端までいきわたることになり、国内全土での徴税、徴兵が進みました。

また、秦は農業の生産性を高める為、開拓田を増やして農民を移住させ税収を増やしたり、兵制や税制、土地制度にいたる大改革も行いました。

こういった下地が整ったところで登場するのが第31代秦王の政(せい)でした。


これは呂不韋が言っていた金の力による天下統一に近いかもしれません。

政治の力による天下統一と言い換えてもいいかもしれません。

明治維新の言葉で言えば、富国強兵。

こういった政策により秦の国力が増していったんですね。

戦国を統一するシュミレーションゲームをやっていたりすると、内政の大切さを感じたりしますが、現実にもそれは同じことですよね。

内政の充実と言うのは、キングダムというマンガには関係のない話でしたかね?

ちなみに、商鞅(しょうおう)は公孫鞅という名で活躍しておりまして、功績により公孫鞅は商・於という土地の15邑に封ぜられたそうです。

これにより商鞅と呼ばれるようになったんだとか。

ちなみに、雍から咸陽へ遷都したのもこの時代。

こういった時代の流れを感じるのは、なんだかおもしろいですね。

ただいま、2017年5月29日、趙攻略戦本番!!!


っちゅーわけで、本格的な戦が始まりそうですね、キングダム!

信、王噴、蒙恬、3人はそろって将軍に上がるための武功を立てられるのか?

そして、趙攻略さんはどうなる???

大胆予想!

キングダム、史実から見る趙攻略戦!



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2017年05月27日

キングダム、史実から見る趙攻略戦と王翦の戦略、桓騎の最後、李牧と信。

キングダム!

鄴攻略戦がいよいよ佳境に入ってきた気がしますね。

これからの流れがとても楽しみなので、少し考察していきたいと思います。


以前書いた記事にも軽くあるのですが、王翦の略歴を見ると、、、

現在連載中のところで描かれている通り、まず9城を落とし、その後鄴を落とした、とあります。

なので、王翦さんの活躍により趙攻略戦がうまくいくのは間違いなさそう。

前号では攻略を桓騎将軍に任せ、王翦はアツヨへと向かうのです。

いよいよ力と力がぶつかる大戦はじまりそうですね、キングダム!!!



今回は完全な妄想を交えながら、ちょっと先の未来を予想してみたいと思います!


史実では、趙を滅亡させるにはこの後まだまだ時間がかかっています。

最後は王翦と羗瘣が趙を滅亡させているようですが、超滅亡は紀元前228年ということなのでまだ8年くらいはかかっています。

この時代、唯一秦を打ち破ったのは李牧のみ、と言われているほど李牧は守りがうまい武将だったらしいので、秦VS趙の戦はまだまだ続きそうです。


が、、、


鄴を攻略すれば、それから3年で趙を滅ぼすことが出来る、と昌平君は言ってましたので、史実とは違う流れになる可能性もありますね。


変わって、桓騎将軍。

ちなみに史実では、王翦、楊端和、桓騎の三人が歴史上に名前を遺すきっかけとなった戦いが現在キングダムで進行中の鄴攻略戦。

この後(鄴攻略戦後)、桓騎将軍は趙の重要拠点「平陽」という場所を攻め落としています。

キングダムで出てきた王都の守護神である「こちょう」という将軍を討ち取っています。

その時に首切り桓騎の異名が轟く事件が起こるのです。

10万の兵の首をはねるのです。


ですが、この後、桓騎は李牧に敗れることになります。

史実では桓騎のその後は2つあって、「はんおき」と名を変えて生き残る。

もう一つは李牧に討ち取られる、というもの。

「はんおき」と名を変えて生き残ることはキングダムの世界では考えずらいので、李牧に討ち取られるのでしょう。。。

その前に桓騎将軍の抱えた闇や悲しい過去が明らかになっていくのかもしれません。


李牧と信


李牧は最新号の中(5月25発売のヤンジャン)で趙の王が暗い王だと確信します。

りぼく.jpg

暗愚で自分のことしか考えていない。

今回の秦の進行を止めれば、次の代の王には期待が出来ると信じているようですが、今の王は暗愚だ、と。

そして、以前、政と会った時には「あなたのような王にお仕えしたかった。」という本音がポロリと出ています。

今回の趙攻略戦では、秦軍が勝たなければ全将軍即死ですから、秦軍は勝つはずなのです。

どうやって勝つのか?が楽しみなのですが、では、敗北した李牧は趙を追われるのか?

それともそれは側近だったり現趙王の息子である太子がそれを止めるのか?

李牧の処遇について、とても気になります。

どういう展開になるかはわかりませんが、史実では李牧や司馬尚は趙王に追放されています。

この追放も単純に戦いに敗れたから追放された、ということではなく、王翦が趙の首都邯鄲を攻めた時、あまりの防御の強さに業を煮やし、奸計を持って李牧や司馬尚を防衛軍の中枢から外したのです。

「李牧や司馬尚には謀反の恐れがありますぞ!!!」

っと、流言し愚かな趙王はそれを信じてしまい、李牧を追放。

李牧がいなくなった趙など敵ではなかったのか、王翦将軍は邯鄲を落とすことになるのです。

李牧の希望


史実によると、趙滅亡後、趙王の太子が「代」という国を建国して秦に対抗します。

その時には、東の大国「燕」と組んで戦うということなので、李牧は太子「王嘉」と共に「代」を建国。

東から進行してきたオルドを止めた司馬尚と共に最後まで徹底的に秦と戦う、ということのが私的には李牧に僅かながらでも生きる希望の残る展開かと思います。


史実によると燕を滅ぼすのは、信と王噴なので、最後の最後、燕と共に戦っていた「代」の李牧+燕の将軍(オルド?)VS信、王噴の連合軍なんて展開もあるのかもしれません。

その戦いのいよいよ最後の最後、李牧は政のビジョンに共感するところがあるわけですから、そのビジョンを支え続けている信に自分の想いを託す。

そしてその証として、李牧の李という文字を信が受け継いで、李信将軍として生まれ変わる。

力の将軍、直感型の将軍である信は李牧の李の字をもらうことによって、パワーアップする、みたいな展開もあったら面白いのかもしれません。


信を導いた王騎、信に本能型としての模範を示したヒョウコウ、信にとっての大恩人、王騎とヒョウコウを打ち破った李牧。

三国志でいうところの武力だけだった呂蒙が智将として生まれ変わったように、信にも智がつく。

もしや、最後「昌平君には気をつけなさい」みたいな意味深な助言を遺すのかもしれません。

史実に楚を攻略するとき王翦は60万必要だ、と言っていますが、信は20万の軍で十分、と言っています。

これは史実では、王翦の読みの深さ、楚の力を正しく把握しているといった解釈が出来ますが、、、

実は、信は「昌平君に気をつけなさい」という李牧の助言を聞いていたから、まずは20万の軍で楚を攻めて昌平君がどう動くのか?それを見定めようとしたのかもしれません。

20万の軍で楚を攻めると、昌平君が裏切って大変なことに!!!

それを読んでいた信とその軍は致命傷は避けながら撤退。

王翦と共に60万の軍で楚を再攻略に向かう、みたいな流れ。


まぁ、完全な妄想ですし、今は目の前の趙攻略戦がどうなるのか?ワクワクドキドキなのです。

普通に考えたら王翦率いる秦軍は完全に不利な状況ですし、勝てる戦ではない気がしますが、桓騎、楊端和、王翦。

それぞれの将軍に、信、王噴、蒙恬がどのような活躍を見せるのか?

合従軍以来の大型の多面戦ですし、見どころ満載です!


今後の流れとしては、、、


王翦VS李牧の戦いはまずは戦場の選定から始まるでしょう!

そして、王翦、李牧の軍略の説明。

そこでは、信、王噴、蒙恬3人に普通ならなし得ない大きな武功を求めるような場面があるでしょう。

兵糧が尽きる前に李牧軍を突破しなければいけない秦軍。

鄴の兵糧が尽きる前に王翦軍を突破し鄴を解放しなければいけない趙軍。

それぞれスピード勝負、致命傷を負ってもいけない。

李牧と王翦の頭脳バトル。

そして、それぞれの副将たちの力と力のぶつかり合い。

信、王噴、蒙恬の3人がそろって将軍に上がるための武功をあげるような場面。

それに加え、楊端和軍、桓騎軍の動きも描いていくわけですから、いやいや、また長くなりそうですね(笑)

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ちなみに戦では数


歴史に残る戦いというのは、数に劣る軍が数に勝る軍を打ち負かすという戦いが特に強く残りますよね。

三国志なら赤壁の戦い、戦国時代なら桶狭間の戦いなどがそれです。

だがしかし、、、

桶狭間の戦いで今川義元を打ち破った織田信長の例で言うならば、数の重要性を誰よりも理解していたのは織田信長みたいです。

策略や新型の兵器「鉄砲」を活用して戦に勝っていった印象がありますが、信長は桶狭間の戦い以降の戦いは全て数で勝る戦いにしています。

鉄砲が大活躍したことで有名な「長篠の戦い」

あれも、戦国最強と言われた武田騎馬隊を鉄砲で打ち負かしたところがクローズアップされていますが、もともと兵力でも織田軍が勝っていたんです。

鉄砲という兵器は、もちろんその中で大きな役割を果たしたかもしれませんが、それに頼りすぎることはなく、しっかりと兵力も用意していたからこそ勝てた。

圧倒的に数で劣る軍が数で勝る軍を打ち破るというのは、非常に面白いですし、なんだか勇気が湧いてきます。

しかし、現実的には兵力というのは非常に大切だったそうです。


っと、なにかの本で読んだのを思い出しました。

今回の趙攻略戦。

秦が圧倒的な兵を揃えて攻め込んだわけですが、数で負けてる戦いになっちゃいました。

もちろん、その方が絵的には面白いと思いますし、秦の将軍の強さを表すにもやりやすいとは思いますが、なんとも。。。

じっくりと一つ一つの軍の戦いを描いてほしい!という想いもありますが、続きが知りたくて知りたくて仕方がなくなってしまうので、スピーディーに物語を展開してほしい!という気持ちもあります。

でも、スピーディーになって一つ一つの軍の活躍が薄くなるのも嫌です(わがまま)

さて、それをどう解決してくれるのか?

今後がますます楽しみなキングダムでした!

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